編著 船曳こうこ
10人のデザイナーが地場産業の今を伝える「ものづくり日本」が目指すべきこれからの姿
今の日本には何が欠けているのか。長年にわたりグッドデザイン賞の審査委員を務めてきた船曳鴻紅(ふなびきこうこ)氏と、ものづくりの担い手である地場産業のアルチザンたちに寄り添う10人のものづくり専門家との対談から国土と環境、地場産業再生、自然エネルギー、次世代教育とデザインによる4つの課題解決を明らかにする。
目次
第1章 地域資源を活かした循環型社会/岡田贊三(飛騨産業株式会社代表取締役社長)
第2章 活用を促進して環境を守る/杉本洋文(東海大学工学部建築学科教授)
第3章 景観をデザインするということ/内藤廣(建築家・東京大学名誉教授)
第4章 伝統産業のこれからの道/杉原吉直(株式会社杉原商店 取締役社長)
第5章 地域力を発掘する/安次富隆(有限会社ザートデザイン 取締役社長)
第6章 デザイナーの役割について考える/小泉誠(Koizumi Studio代表)
第7章 地場産業の海外市場展開を考える/島村卓実(クルツインク 代表)
第8章 コンソーシアムブランドからソーシャルデザインへ/ムラタ・チアキ(株式会社ハーズ実験デザイン研究所 代表取締役、京都造形芸術大学SDI所長)
第9章 人を育てる美術デザイン教育/大月ヒロ子(有限会社イデア 代表取締役)
第10章 中小製造業がエコ・エネルギーを実現させる/山村真一(株式会社コボ 代表取締役社長)
発行:ライフデザインブックス 株式会社ジャパンライフデザインシステムズ
定価:1,500円(税別)
版型:B5判/268頁