『地域農業のスプラウト』

地域農業のスプラウト

著者 岸保宏

未来の農業の種まきをしよう!

農業のスプラウト(新芽)は、いまここにある

 

地元、東広島市西条で農業会計に携わりながら、地元の農業支援を行う株式会社マスタード・シード22の代表取締役岸保宏氏。当初、「ブローカーがやってきた」と地元農家から邪険に扱われながらも、なんども現場に出向き、農家さんたちの声を拾い集めてきたからこそ見えてきた「農業の未来の可能性」を描いた一冊。

 

<著者プロフィール>

岸保 宏(がんぼ ひろし)

株式会社マスタード・シード22代表取締役1976年広島県庄原市生まれ。農業支援を目的に規格外野菜を使ったベジアイス(商標登録)を企画・販売や地域活性化のためのイベント企画、地域ブランド商品支援、産直拠点の構想支援なども行う。現在、農と食の連携の観点から飲食業会計研究も進めており、クラウドファンディング研究も含め、3本柱で取り組む。平成29年から農林水産省6次産業化プランナーも務める。

 

目次

第1章 私と農業

背広のブローカーがやってきた/株式会社マスタード・シード22の設立へ/

百貨店催事奮闘記と次なるステージ/ベジアイス専門店「Sazae Style」の開店/

食育を通じて、ベジスタへの参加/農業におけるクラウドファンディングの可能性/産直拠点の基本構想/

農業会計研究で考えていること etc.

第2章 農業経営の未来のカタチ 谷口正和先生×岸保宏

ミッションを求める旅人として/人生100年時代の将来設計/サステナブルな社会へ自立へのシナリオ/

生き方としての“農福連携” etc.

第3章 私のこれから

6次産業化に対する考え/農商工連携の意味/プロの農業者としての担い手の育成が急務/

地域に根差しながら、多くの共感者を参加者に!/農業と子育て/農業体験と食品ロス/

米の販売方法を考える/米粉パンの給食活用/生産者と消費者を線で結ぶ/農福連携の可能性 etc.

 

発行:ライフデザインブックス 株式会社ジャパンライフデザインシステムズ

定価:750円(税別)

版型:新書判 ソフトカバー/224頁 2017年